




SOLD OUT
月夜の森で
アントワーヌ・ギヨペ 作 / 青木恵都 訳
満月の夜、森の奥で、オオカミが目を開ける。
草むらのなかでキツネがびくっとする。
おや、何かが聞こえる。
森の動物たちが次々と目をさます。
月夜の森で一体何か…。
(タムラ堂の紹介文より)
フランスからのモノクロの「切り絵」絵本。
単なる切り絵絵本や仕掛け絵本という範疇を大きく超えた、息を飲むほどの美しさに溢れている作品です。
月の光と夜の闇中に響く騒々しいまでの静寂を白と黒のコントラスト。神秘的で、謎に満ちた世界が表現されています。レーザーカットというカット技術により形づくられた「切り絵」の数々は、ひとつひとつじっくりと眺めたいほどの緻密さ。
切り絵で描く夜の森の世界へとぜひ。
30cm×33cm/上製/36ページ