Madeline / Ludwig Bemelmans
オーストリア出身の作家、ルドウィッヒ・ベーメルマンスによるロングセラー絵本。女の子マドレーヌを主人公とした物語シリーズの第一作目。
ベーメルマンスは10代でアメリカに渡り寄宿学校で生活を送ります。その後、絵を描くことを生きがいにしながらホテルマンやレストランのオーナーとなります。お店の店内や壁に自らが描いた絵が友人である編集者の目に留まり、絵本作家としての道を歩むことになったという経緯をもった作家です。
本書の初版は1939年。観察力にすぐれたベーメルマンスの視点を通して当時のパリの街並みも味わうことができる一冊に。洒脱さと繊細さを持ち合わせた鮮やかな絵は、色褪せない魅力を放っています。
<Story>
パリの寄宿舎で暮らすおてんばな女の子、マドレーヌ。ある日の夜、マドレーヌの泣き声が寄宿舎に響き渡りました。彼女は盲腸になり、入院することに。寄宿舎のお友だちがお見舞いにいくと病室にはおもちゃやキャンディがあふれていました、、、
*ソフトカバー仕様